職場に呪詛師がいます。
いやー、困りましたね。
職場にね、いるんですよ。
呪詛師が。
どんなスピリチュアルな職場?って思うかもしれないですが、
ご安心ください。
いたって普通の中小企業です。
呪詛師といっても、私が勝手にそう呼んでるだけなんですけどね。
なぜに呪詛師かというと、まあ四六時中呪詛を吐いてるからなんですけど。
壊れた蛇口か?ってくらい口からネガティブワードがあふれ出してるんですよ。
もう出るわ出るわ。
ちょ、誰かクラ〇アンよんでーってくらい。
んでもって森〇慎二の笑顔も引き攣るくらいの呪詛。
なんなんでしょうね。
とにかく口からでてくる言葉が文句と愚痴と嫌味で構成されてる。
逆にすごい。
一言でもポジティブワードを発したら世界滅ぼすぞって謎の組織に脅されてる?
ってなくらい徹底されてるんですよね。
だとしたらもう尊敬です。
世界を救ってくれてありがとう、って。
品格とか好感度と引き換えに救ってくれてありがとう、って。
まあ、絶対に違うんですけど。
なんせ普通のご婦人なんで。
そんな大層なミッションしょってるわけない普通の中年のご婦人なんで。
でもそのわりに殺傷能力高めなんですよね。
いかんせん呪詛のレベルがまぁ高い。
純度高めの呪詛。
ハイオクくらい精製されてる。
たぶん小動物ならストレスで即日ご臨終。
中型犬でもやばいかな、ってレベル。
まあ、私は大丈夫なんですけどね。
なんせこちとら常にボーイズについての妄想が絶えない、体だけは丈夫なご腐人なんで。
そこそこ酸いも甘いも嚙み分けてる妙齢を過ぎたご腐人なんで。
今のところたまに胃が痛いくらいで済んでますけども。
そして今日も女呪詛師様は朝からご機嫌ななめで。
怖いなー怖いなーって稲川〇二くらい第三者目線で、ただただそこに存在していたんですが、
いかんせん少人数な職場。
嫌でも話さなくちゃいかん時があるのです。
ちなみに本日の試合内容(あっさりめ)はこちら↓
私「確認なんですけど、〇〇って△△で間違いないですよね?」
呪「…それさぁ、△△って先週言ったよね?理解してなかったってこと?」
うーん、KANJI-GA-WARUI!
感じがわっるーい!
すげぇや!
たかだか数十年生きてるだけで、ようそんなに感じが悪くなれたな!
どんな手法使ったらそんなに熟成された悪態つけれんの?
てかそこまで嫌味凝縮させて嫌味の煮凝りでも作ってんの??
はぁ〜〜〜
ごめんなさい。
ちょっとお口のお行儀が悪かったですね。
ちなみに上記の会話はよくある光景です。
あとは「前任者への愚痴」と「給料の不満」が加われば、フルコースの完成。
前任者への愚痴はかれこれ数百回くらい聞いてます。
毎回、臨場感溢れる語り口で長時間に渡ってお話してくださるのですが、
なんせ数百回聞いてるもんで。
こちらとしましては全く心に響かず、無味無臭といったところでしょうか。
そんな感じなんで私も無駄に関わらない、というか受け流す、というか適当に相づちうってるんですけど。
そしたらまぁ、間違えますよね、相づち。
とんちんかんな相づちうっちゃう時あるんですけども。
呪「…私こう思うんだけど、あなたどう思う?」
私「なるほど」
すると職場がね、シーーン…ってなるんですよ。
え、領域展開した?ってくらい別の空間に放りこまれたかのような、シーーン。
情報が完結しないくらいのシーーン。
あ、これやっちまったな。
と思ったのも束の間、空気清浄機が静寂を切り裂く。
「う〜ん、良い空気!このまま頑張りますね〜」
そこに響き渡るは、おしゃべりなプラズ〇クラスターちゃんの底抜けに明るい声。
えーっとね、なんていったら良いのかしら。
空気、良くないよ。
ある意味、全然良くないよ。
是非ともシャ〇プ様には空気だけじゃなく雰囲気までをも良くする家電の開発をお願い申し上げたい。
そんなこんなで日々呪詛を浴びている私。
心のお清めと称してマンガ読み漁るわけですけども。
ちなみに本日のお清めはこちら↓
呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 芥見 下々
0巻。
良いっすよね〜
好き。
映画化されるって聞いた時、喜びのあまり「っしゃ!」って言いましたもん。
アラフォー女の「っしゃ!」は貴重、というか二度と世に出ない可能性もあります。
てか職場の呪詛師を夏油傑と交換してくんないかしら。
夏油なら許す。
なぜって顔が好きだから。
てか夏油って夏はリネンのスタンドカラーシャツとか着てそうですよね…
たまらん好き…
でも職場に夏油がいた場合、
呪力0の私は猿呼ばわりされて
殺される可能性あるな、って考えたら
なんかそれはそれで良し!って気になっちゃうから
私はお祓いとかじゃなくて病院行ったほうが良いのかもしれません。